Page: 1/1   
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | | - | - | pookmark |
D700を3ヶ月使って感じたことレポート


昨年の11月末にNikonのD700を買ってそろそろ3ヶ月がすぎようとしております。
最近ようやくこのカメラにも慣れてきたような気がしますので、簡単なレビューのようなものを書いてみたいと思う次第です。
へたれカメコのあほレビューとお笑いください。

【悪い(良くない)点】
・高い。
いくらフルサイズ機とは言っても20万円以上。
一眼レフデジカメとしては決して安価とは言えません。
性能・機能や作り込みを考えれば不適正な価格とは言えませんが、絶対的な価格としてはやはり高価なんじゃないかと。

・重い。
金額に関してはすでに払ってしまったから良いとしても、重さについてはそうはいきません。
カタログスペックで重量約1kgは伊達じゃないです。
使い始めた頃はとにかく重くて重くて、撮影時にも手がプルプルしちゃう始末(自分、基本的に片手撮りですからね)。
最近はやっとそういうこともなくなってきましたが、それでも油断するとプルプル再発するのには困ってします。
何より一日中持って歩いてると、やはり疲れます。
イベント以外でちょっとしたスナップを撮りたいとかいった際には持ち出すのがためらわれるほど。

・片手撮りだとAF測距点が選びづらい。
これはD700が悪いんじゃなく、使い方が悪いんだとわかってるんですが(^_^;)。
素直に両手で使えば良いのですが、左手でレフを構えることが多いので……(このあたり、何とか改善できないかなー)。
いちおう自分がどうやって片手で撮ってるかご説明しますと、自分は縦位置で撮ることが多いのですが、右手でグリップを掴んでそのまま(自分から見て)時計回りに90°回転させるのが常です。
グリップ部を下にして、重量を右掌で受け止める感じですね。
この状態だとシャッターボタンに指をかけるのが精一杯で、上面や背面の操作部は一切いじれなくなります。
AF測距点選択に用いる背面のマルチセレクターなんてまったく触れない状態。
したがって構図変更に伴ってAF測距点を変える場合はとっさに切り替えることができず、いちど両手持ちに切り替えてからマルチセレクターを操作する必要が生じてしまうのです。
テンポが悪くなってしまうのが嫌ですね。
少しでも素早くAF測距点を切り替えたいと思い、選択できる測距点数を11点に減らして使ってるのも、微妙に勿体ないような気がします。

・AF測距点が中央に寄りすぎ。
たとえば縦位置で全身を撮ろうとした場合、(ファインダーを90°回転させた状態で)いちばん上のAFフレームが真ん中に寄りすぎてるんですよね。
特に前はAPS-C機を使ってましたので、それから比べるとかなり中央に寄ってる感じでいまいち使いづらいです。
顔にフレーム合わせてそのまま撮ろうとすると、頭上に多きく余白ができてしまうのが嫌。
かと言ってフォーカスロックして構図を整えると、コサイン誤差等でピンぼけ発生の危険が高くなっちゃうの。
特に広角レンズ使用時。
ほら、イベントで全身撮ろうとすると、後ろにあまり下がれないからどうしても広角系レンズになるじゃないですか。
ほんと、困りものです。
仕方がないので余白を気にせず撮って、あとでトリミングしてます(^_^;)。

【良い点】
・高感度に強い。
これは評判通りですね。
間違いなくこの機種の長所だと思います。
自分的にはISO3200くらいまでは躊躇せず使えるくらいノイズが少ないです。
TFTなら会場のどんな場所でも撮れちゃいますし、日が暮れた後の屋外(晴海とか)でもぎりぎり撮れるのはすごいの一言です。

・レスポンスが速い。
ボタンを押した瞬間シャッターが切れる感じ。
像消失時間も短時間ですし、テンポ良く撮影できます。
このあたりは同価格帯の各社フルサイズ機の中でも随一なのではないでしょうか

・RAWでも連写できる。
余計に重くなるので縦位置グリップは付けてません(持ってはいるんですが)が、5コマ/秒でも自分的には連写速度に不満はまったくありません。
それでも連続してシャッターを切ることが少なくないんですが、その際にCFカードへの書き込み待ちでシャッターが切れなくなるといったことは未経験。
たぶんバッファ容量に余裕があるおかげでしょう。
おかげでこの点はストレスフリーです。

・レンズの感覚(画角やボケの量)がフィルム時代と同じ。
ズームを使ってるとこの点なかなかわかりづらいのですが、単焦点レンズ使用時にはAPC-C機とは明らかに違います。
そうそう!50mmってこうだったよな!
みたいな、フィルムカメラのときの記憶が蘇ってまいります。
ボケ量に関しては思ったほどではないというか、特にズームの広角端(28mm)では相変わらず全然ボケません。
この点は微妙に期待はずれ。

【総評】
D700、間違いなく良いカメラなのですが、長所と短所を比べた場合、必ずしもこれでなければならないという決定的な何かが見あたらないというのが率直な思いです。
高感度ノイズにしても、最新のAPS-C機(具体的にはNikon D90とEOS 50D)ならISO1600くらいまでは実用域のようですので、よほど極端な状況でなければこちらでも良いような気がします。
なによりそれら最新APS-C機は安価なうえに軽く、AF測距点も広範囲に分散しているのがD700ユーザーからしても羨ましく思うところです。
画質に関しては子細に見てゆけばそれらのAPS-C機とD700では差がある(たぶんD700が上)のでしょうが、それにしても上手にRAW現像・レタッチした画像同士で比べれば差は微々たるもののようにも思います。
自分としてはD700自体に現状大きな不満はありませんが、仮にいま新たにデジタル一眼レフを購入するとした場合、D90かEOS 50Dを買う可能性が高いです。

……と、ユーザーであるがゆえに辛口の評価になってしまいましたが、良いカメラですよD700(フォロー?)。
もしフルサイズ機を新たにご購入なさるご予定があるのであれば、ぜひ選択肢の一つに加えてみてくださいね。

| nasuhiko | 10:43 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
レンズ2本で臨むコスイベ撮影の話
またしても「COSMODE」今月号のコス撮影特集からのネタなんですけど。

特集の中に「コスイベでのお奨めレンズ」みたいな記事がありまして、「ボケを生かして撮るレンズ」として単焦点の50mm、「背景を広く取り込むのに向いたレンズ」として単焦点24mmとTAMRONの広角系ズームが挙げられてたのですね(作例はAPS-C機でしたので、フルサイズとは画角が異なることに注意)。
いわゆる標準ズームは影も形もなし。
これには茄子彦もムムッと唸らざるをえませんでしたな。
あ、もちろん良い意味でですよ。

たしかに標準ズームは便利ですけど、明確な意図がある場合は微妙に中途半端になりがちとも言えるわけで。
そのあたり、標準ズーム(TAMRON 28-75mm F2.8ね)をメインに使ってる自分の写真がどれをとっても代わり映えがしないというか、イマイチ意図のはっきりしない写真が多いことからも明らかです。
このあたり、安易にリングを回すだけで焦点距離を変えてしまえるズームレンズの弊害とも言えるかもしれません(<自分の下手さ加減を機材のせいにするなよ)。
今となっては昔話ですが、「ズームレンズを使うとレンズの焦点距離の感覚がつかめない。写真が上手くなりたければ単焦点を使え」と言われていたこともあったそう。
自分的には耳の痛い話です。

そういうわけで、撮影者の意図がはっきりわかる印象的な写真を撮ろうと思ったら、標準ズームに頼りすぎるのも考え物なわけで。
実際問題、標準ズーム1本だけ使うよりも上で挙げたようなレンズを2本使った方がバリエーションに富んだ、かつ撮影者の意図のはっきりした写真が撮れるように思います(レンズ自体の性能も単焦点の方が上だしね)。

これまた昔話ですが、フィルムカメラの時代に単焦点でシステムを組む場合、ポートレートなら「35mm・50mm・85mm」の3本(場合によってはこれに200mm程度を加える)のが基本だったそう(ポートレートに特化しないなら「28mm・50mm・135mm」だったらしいです)。
これら3本のうち汎用性が高いのが50mmで、事実コスイベなどでもお使いの方をよく見かけます(フルサイズなら50mmそのまんまですが、APS-C機ではSIGMA 30mm F1.4やその他の28〜35mm近辺の単焦点レンズ)。
確かに1本で済ませるなら使いやすいレンズですが、汎用性が高いということは中庸だとも言えるわけで。
もしも1本でなく2本持てるなら、35mmと85mmの2本を持った方がいろいろと変化に富んだ写真が撮影できるのではないかと。

具体的にお奨めを挙げてみます。
フルサイズをお使いの方は茄子彦なんぞの知ったかぶり意見よりもご自身の方が詳しいと思いますので、APS-C機用ね。

■広角系レンズ
上で述べたように、「背景を広く写しこむ」ためのレンズですね。
集合写真や、後ろに下がれない状況で全身を撮りたいといった際にも役立ちます。
引き気味に撮って背景を生かす他に、あえて寄って撮りダイナミックな写真にするといったテクもあります。
特に後者の場合、カメラポジションによって写りが大きく変わるので注意が必要です。
一例としては下からあおるようにして撮ると足長小顔に写ります。
余談ですけど、自分はどうにも広角レンズの使い方が下手で、標準ズームの広角側でさえ上手く撮ることができません。
修行のためにいっちょ自分もこのテのレンズ買ってみるか。

SIGMA 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO ¥45,000くらい




Canonユーザーの方は同社の20mm F1.8の方が画角的に良いかもしれませんが、評判はこちらの24mmが上。
絞り開放で寄って撮れば、それなりに背景もぼかせるので表現の幅が広がります。
何より単焦点ですので、上で述べたような「レンズの焦点距離の感覚」を掴むのにも良いかと。

TAMRON SP AF 10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical [IF] (Model B001)
 ¥50,000くらい


ボケよりもズームの利便性を取るならこちら。
望遠系に比べてぼける量が絶対的に少ない広角系レンズの場合、ボケそのものをあきらめて隅々までシャープにという選択肢もありだと思います。
今まで言ってることと矛盾するのですが、特に広角系の場合、ズームが便利だと思うのですよ。
広角レンズで広い範囲を写そうとすると、画面内に意図しないものが写り込むことが結構あります。
そのいった場合、単焦点だと撮影ポジションの変更を余儀なくされますが、ズームならワンタッチで写る範囲を調整可能なわけです。
焦点距離的にも10mmからですから、とんでもなく広い範囲を写せるのもポイント高し。
CanonのEF-S10-22mm F3.5-4.5 USM(¥75,000くらい)やPENTAX DA 12-24mm F4 ED AL(IF)(¥72,000くらい)も良いみたいですが、価格1.5倍となるとイマイチ勧めづらい。

・各カメラメーカーの24mm F2.8など
上で挙げたレンズはどっちも5万円くらいとあまりお財布に優しくありません。
レンズの明るさ(ボケの量)もズームの利便性もあきらめるなら、カメラメーカー純正の24mm F2.8とかを買うテがあります。
この場合、価格はだいたい4万円ほど……ってあんまり変わりませんね(^_^;)。

・標準ズームの広角側を使う
というわけでいちばんお安く済むのがこれ。
カメラを買うときにレンズキットとしてついてきたかもしれない標準ズームを広角専用と割り切って使うというもの。
各社ともたいてい広角端は18mmくらいですから、じゅうぶんに広い範囲を写し込めます。
カメラ単体で購入なさってレンズキットのレンズをお持ちでない方は、SIGMA 18-50mm F3.5-5.6 DCが¥15,000くらいで買えますので、そちらをお求めください。


■望遠系レンズ
正しくは「中望遠」ですね。
フルサイズ換算で85mm〜135mmくらいの焦点距離のレンズをこう呼びます。
この種のレンズは一人の人間を自然に撮るのに適しています。
構図的にはバストアップあたりが得意で、よほど離れないと全身を写し込むのは難しいかも。
まぁ膝上〜顔のアップをきれいに撮りたいときに使うレンズでしょう。
背景をバッチリ描写するには写る範囲も狭いうえ、ボケの量が大きいからバックが何が何だかわからなくなってしまいます。
使用上の注意点は、とにかく良くぼけるのでピンぼけに注意すること。
ピントを合わせる位置は顔とかいうおおざっぱな部分ではなく、目に合わせます。
顔に角度がついている場合は手前の目です。
それ以外の場所(たとえば鼻とか髪とか)にピントが合ってると、ピンぼけに見えてしまいます。
可能であればAFのフレームを手前の目に合わせて、ピントが合った音がしたらすかさずシャッターを切るくらいの注意が必要となります。
その場合でも微妙にピントがずれてる場合があるので、可能であれば何枚か撮っておいた方が無難かも。

CANON EF50mm F1.8 II ¥10,000未満
Canonの良心とも言えるレンズ。
圧倒的な低価格と軽さはもはや常識外です。
Canonユーザーなら1本持っていて損はありません。

Nikon Ai AF Nikkor 50mm F1.8D  ¥18,000くらい
Canonのを見た後だと高く感じますが、本来はこの辺が適正価格なのでしょう。
高級バージョンにAF-S NIKKOR 50mm F/1.4Gというのもありますが、価格は約3倍なのでこっちでじゅうぶんとも思います。

SONY 50mm F1.4 SAL50F14 ¥38,000くらい
PENTAX FA50mm F1.4  ¥36,000くらい
2社をまとめて紹介。
どっちもF1.4だけに高価です。
かつては両社(SONYはMINOLTAね)とも50mm F1.7というレンズを出していたのですが、現状ではどちらも廃盤なのが残念。
しかしながら中古ではどっちも1万円かそこらのバーゲンプライスで販売されてますので、ご興味がおありの方は中古店で探してみては。

ーーというわけで例によって長々とろくでもない(伝聞)知識を披露してまいりましたが、実はここからが本題(えー!?)。
……いや、やっぱり余談と言うことにしておいてください(弱気)。

たとえばレイヤーさんがご友人と撮影をなさるときやロケ・撮影会など時間のあるときなんかは2本のレンズを1台のカメラにとっかえひっかえしていろいろ撮影することが可能ですが、イベントでカメコさんが(しかも行列になってるような状況で)そうしたことをするのは不可能に近いわけです。
おいおい、後ろに並んでる奴がいるのに悠長にレンズ交換なんかしてるんじゃねーよ!みたいなプレッシャーを受けること必至。
なので多くの場合、レンズ交換せずに済むように標準ズームや汎用性の高い50mmレンズが用いられることが多いわけですが、ここまで2本システムをお奨めしておきながら「実用的にはやっぱり難しい」というのも切ない話です。

そうした状況に対処すべく考えたのが、「そもそもカメラも2台持っていけばいいんじゃね?」というソリューション。
カメラ自体を広角用と望遠用に分けてしまうのですね。
で、状況に応じてカメラを取っ替え引っ替えして撮る、と。
またしても昔話をすれば、単焦点レンズ全盛期にはこうしたやり方は一般的だったわけですし、現在でもスポーツフォトなどレンズ交換の時間的余裕のない分野では用いられている手法です。

単純計算カメラの重量が2倍になるのですから持ち運びが大変にも思いますが、APS-C機には軽量でも高性能な機種が少なくありませんので、それらから選べばフルサイズ機1台持つのと大差ないとも言えます。
たとえばフルサイズのNikon D3はカタログスペックで1,240gですが、APS-CのD90なら620g。
D90が2台でちょうどD3の1台分となります。
価格にしたってD90を2台買う方がD3を買うよりもはるかに安価(D700よりも安いです)。

肝心の写りに関しても、D90に単焦点レンズをつけたものとD3にズームレンズをつけたものとではいちがいにD3の方が上とも言い切れません。
フルサイズ機とAPS-C機の違いでいちばんわかりやすいボケ量(たいていフルサイズの方がぼける)にしても、ズームではF2.8がいちばん明るい(ぼける)レンズなのに対して、単焦点ならF1.8クラス。
じゅうぶん渡り合えます。

何より撮影時にはAPS-C機1台分と単焦点レンズ1本分の重さしかないのですから、ハンドリングはフルサイズ機よりも容易。
AFセンサーの構造上、フルサイズよりもAF可能範囲が広いのも利点のひとつかもしれません。

カメラとしてのレスポンスやフィーリングは高級機であるフルサイズ機の方が上でしょうが、明らかな難点はそれくらいしか見あたりません。

実際にこうしたシステムを組むとなると当然APS-Cタイプのカメラが2台必要になるわけですが、すでに2台以上お持ちの方の場合、それをそのままお使いになればよろしいです。
新たに追加、もしくは刷新なさる場合は、できれば軽量でAF測距点が多く、RAWの連続撮影枚数が多い機種が好適ですね。
具体的にはCanon EOS Kiss Digital X(<X2よりRAWの連続撮影枚数が多い。旧製品だから1台¥35,000という破格値なのも良)、Nikon D90(<D40/D60の方が軽量ですがAF測距点が少ない。高感度に強く連写もそれなりに速いのもポイント高し)あたりが個人的にはお奨め。

カメコさん的にはフルサイズ機も良いですが、こういうのもよいんじゃないかなー、と思いますよ。
特にカメラをすでに複数お持ちの方はご一考いただければと。
| nasuhiko | 00:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

Calendar

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

Sponsored Links

Profile

Search

Entry

Comment

Archives

Category

Link

Feed

Others

無料ブログ作成サービス JUGEM

Mobile

qrcode